半月前から予定していたホンダの定期点検に朝から出かける。ホンダは大分市のどちらかというと西側というか、中心部寄りにあるので、東側にある自宅から車で行くと50分ほどかかる。午後に自宅で予定ができてしまい、わさだタウンやその他素敵なお店に寄る時間もなくなって億劫になる。車の点検のためだけに休日に2時間も移動したくない!朝一番に電話して翌々日(職場の振替休日)に延期してもらい、ついでに献血にでも行こうかと思ったがつながらない。ちゃんと営業開始時間ぎりぎりまで電話を切っているところ、働き方として健全で好感が持てるな。
延期は諦めて素直に車に乗る。休日の朝運転するのは気持ちいいので、家を出れば案外機嫌がよくなって安心。自分で自分の機嫌を伺って安心しているのはどうなんだろうか。
ホンダに着いた。駐車場に車を入れると職員の方がすぐに来て声をかけてくださるのだけど、大急ぎで来たので車の中にはパジャマやら靴やらが散乱しており、このまま引き渡すわけにはいかない。ちょっと片付けます、すみません、と平謝りして靴以外はすべてマイ買い物カゴにぶち込んだ。靴はトランクルームの壁にある謎のホルダーにセット。ここ、靴しか入れたことがないのだが本当は何をいれるホルダーなんだろうか。
40秒で片付けを終えてもう一度平謝り。たぶんこんなに謝らなくていいのだが。店舗に向かって歩きながら今日の作業内容について説明を受け、車のことで何か気になる所はあるかと尋ねられた。ある。フロント窓の外周を走るパッキンみたいなゴムが外れてピロピロ風にはためきます!もう10mくらい歩いてしまったけど小走りで車のところに戻って説明した。無駄に歩かせてしまった。
見積もりとか要りますか?と言われ、社会のことを知らない蛙なので「え、点検のついでにパッキン押し込んでくれたら済むと思ってたけど、お金かかるのか」と不安になってしまい、
「あ、そんな、大変な感じなんですかねこれ」
と答えになっていない答えをしてしまった。整備士に確認してみますね、という優しい返答に安堵。私は世の中をまだまだ知らない。
店に入って着席。開店したばかりの10時なので客は私だけである。車を買ったときに担当してくれた、中古車部門の主任であるお姉さまがお茶を出してくれた。お若いのにでかい部門の主任をしていて恐ろしい。お忙しすぎて私の定期点検等の担当からは外れたのだけど、今日は朝一番でまだ時間があるのかも。しかし担当者なんて店の都合で毎回変わってもおかしくないのに、できるだけ固定で同じ人が対応してくれるのはすごい。大きな買い物に伴うサービス業というのは、そういうものなのだろうな。
館内BGMでPinkPantheressが流れていて大いにテンションが上がってしまった。誰もいない店内でノートPCを起動し、いろいろ作業。朝から点検に来てよかった。
自転車屋で修理を待っているときとか、車屋で点検を待っているときとか、なんにせよ客が自分だけの店内で乗り物の手入れを待っている時間が好きかもしれない。飲食店では食べ終わってしまえば自分の好きな時に退店できるから、退店の責任が自分にあるというか、座っている1分1秒が自分の選択である感じがする。しかし点検を待つときは待つしかないから、どれだけのんびりしていても許される。それに加えて店内に私が一人だと、誰かの仕事場に居候しているような新鮮さがある。
今度はBadBunnyが流れてきた。このホンダ、選曲がいいぞ!