自分を経験のアーカイブだと思っているので、侵襲的な経験を耐えられない。 一般的に「嫌でも多少我慢すべき」とされるようなことが、私は我慢出来ない。今すぐ出発しないと間に合わない、というような状況でも喉が渇いたなと思うと水を飲んでしまう。これは根性や気力の不足が原因なのではなく、負の経験が蓄積されていくような感覚があるためだ。 「この場さえやり過ごせば済む」という発想で嫌な経験を辛抱できる人の場合、その経験を非侵襲的なものとして捉えることができるということになる。一方で私は、嫌な思いをしたことはこの身に刻まれ二度と取り返しがつかないと感じてしまう。